この記事では『ヒャダインによるサウナの記録 2018-2021 -良い施設に白髪は宿る』の紹介をします。
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ヒャダインさんは音楽クリエイターとして有名ですが、音楽界きってのサウナーとしても知られています。
本書はBUBKAで連載されているサウナのコラムを書籍化したものとなっています。
私がこの本を読んで感じたポイントは以下の3つになります。
ポイント
- 楽しくスラスラと読める
- いろいろな施設について書かれている
- 時代の流れを感じる
以下のパートではそれぞれの詳細について書いていきますので、参考にしていただけると嬉しいです。
楽しくスラスラと読める
イメージしていたよりも文字が多い本でしたが、楽しくスラスラと読めました。
読んでいてクスッとしてしまう表現が多いです笑
特に面白く感じたセンテンスは以下の3つです。
- サウナスーパーアリーナですね。SSA。
- はしゃぎたいならスポッチャいけよ。
- あおげば尊し‼︎熱波の向こう側
また白髪のおじさんが多い施設は良いサウナ施設とする白髪率という指標も興味深いですね。
このような楽しい文章が書けたらいいなと憧れます!
いろいろな施設について書かれている
大部分はヒャダインさんが行ったサウナ施設ごとに分けて書かれています。
有名な施設について書かれていることが多いですが、知らなかった施設もありました。
それぞれの施設でユニークな話が書かれていて、特に印象に残っている話は以下の3つです。
・スパ・アルプスの「サスの昆布締め」
以下の記事の通り、スパ・アルプスには行ったことがあります。
ですがこのときは富山名物のぶりに夢中になっていてサスの昆布締めは眼中にありませでした笑
またスパ・アルプスに行ってサスの昆布締めをぜひ食べてみたいものです。
・サウナイーグルのストイックサウナー
サウナイーグルにはいわゆるシングルの10度以下の水風呂があります。
その水風呂が非常に特殊な方法で使われているという話が書かれています。
真似は絶対にしたくないですが、常連さんのようですので一度拝見してみたいものです笑
・山梨泊まれる温泉より道の湯
行ったことがない施設の中では、より道の湯に行ってみたいと思いました。
水風呂に加えて、良い感じの炭酸泉があるらしく非常に興味がそそられます。
時代の流れを感じる
この本はBUBKAでのコラムを書籍化したものになっています。
本のタイトルの通り2018年から2021年に渡るものとなっていますので、読むと時代の流れを感じます。
アスティルの夜戦病院の話は、コロナウィルスが流行する前でおそらく今の状況は違っていることでしょう(アスティルには行ったことがないので、あくまで想像です)。
緊急事態宣言でサウナ施設が休館し、再開した後の1発目のサウナの気持ち良さはとても共感できる内容でした。
黙浴の話は比較的新しいトピックで、現在も議論の対象になっていると思います。
コロナウィルスがサウナという観点からでも大きな出来事であったこともよく分かります。
まとめ
今回は『ヒャダインによるサウナの記録 2018-2021 -良い施設に白髪は宿る』について書いてきました。
私の思うポイントを繰り返すと以下の3つです。
ポイント
- 楽しくスラスラと読める
- いろいろな施設について書かれている
- 時代の流れを感じる
この記事で挙げたこと以外にもサウナ飯や海外のサウナなど面白い内容がたくさんありますので、ぜひ読んでみてほしいです!